「スリッページにはポジティブもネガティブもある」というお問い合わせをたまにいただきます。
長くなるため「スリッページを引き起こすことによる障害」を記事にしたいと思います。

スリッページの大きな障害は損切りに影響する

スクリーンショット 2016-07-11 0.50.34

一般的に勝てる手法は損小利大、トレンドフォローと考えられています。
ブレイクアウトを狙いエントリーした際に逆行するということは多々ありますが、逆行した時にどこで切るか?という点が問題となります。
参考例となりますが時間足が下方向を目指し5分足でブレイクアウトしたため5分足確定時に赤ラインで売りポジションを持つとします。
少し極端な例ですが、ネガティブなスリッページ(10pips)が発生し白ラインで約定をしてしまったとしましょう。
白い移動平均線は10SMAになりますが、損切りルールは「5分足の終値が10SMA割れ及び建値割れ」で損切りとすると押し目で損切りをすることとなります。
足確定時のブレイクアウト時のエントリーは騙しに合いやすいですが、「5分足確定時」などのルールに則ってエントリーを行うと数秒単位の売買の戻しでネガティブなスリップが発生しやすいです。(HFTなどの売り買いに巻き込まれる)
ポジティブなスリッページであればラッキーで済みますが、上記のようなネガティブなスリッページが起こった日にはキーボードどころかディスプレイも叩き割りたくなります。
じゃあ1分未満の売買を行えばいいのか?といえばそうとも言えず、高値で買ってしまったり安値で売ってしまったりするため運要素が非常に強くなります。
※HFT・・・超高速取引

損切りルールを厳しくすればするほど滑りの影響が出る

study_juyou

ダウ理論などでも同様ですが、「勢いに飛び乗り違ったら切る」という手法ではネガティブスリッページが発生した際に「どこで切るか」という部分において非常に影響が出やすくなります。
(押し目での売り買いも同様です)
FT2などで何千回と検証をした取引手法が無意味になる可能性も否めません。

ナンピンなどでは資金効率が悪い上にリスクが高い

逆の発想でナンピンしたり損切りを遅らせればいいのではないか?というお話もありますが、多くのトレーダーが挑戦しては退場しています。
運が良ければ生き残ることができるとは思いますが、ナンピンやマーチンゲールなどではリスクが高い上資金効率が非常に悪いです。
リスクを抜きにしても年利10%を目指し年間500万の利益を残すことを考えると証券会社には5000万円を預けなければなりません。
日本国内でも海外でも証券会社にそこまでの資金を預けることは正直なところ個人的には不安で仕方がありません。

だからこそXMのZERO口座

XM_web

個人的な感想ですがスタンダード口座だと指標発表後のスプレッドがなかなか戻りません。
手数料が必要ですがZERO口座は結構戻りも早いので個人的にはオススメしています。
またZERO口座はカバー取引を行っているようなのでスリッページも発生しづらいような気がします。

しかしながら勝てば正義

images-21

色々と書いてはしまいましたが結局のところは勝てば正義です。
証券会社に大金を預けても出金できれば問題ないですしロスカットに合わず順調に資産を増やし続ければ正義です。
ただ個人的に「そんなリスクは絶対にとりたくない」という結論となりました。

海外FXキャッシュバックキャンペーン

TariTaliのリベート型キャッシュバック
ECN/STP海外メジャーブローカーのスプレッドを大幅縮小

まだ低スペックの国内FX業者をご利用されていませんか? 現在トレードはECN/STPがスタンダードな時代となっています。本キャンペーンは、海外メジャーブローカーのスプレッドを大幅に縮小可能になるリベートプログラムです。

  • 業界最高のコミッションリベート
  • お取引数時間後には出金可能なキャッシュバック
  • 全FX業者が絶賛するクライアントシステム

など、よりトレードで利益を上げる為に練りこまれたシステムをご提供しています。是非、あなたのトレーディングにもご活用下さい。

btn