12月も第四週に入り、為替相場は実質的に年内稼働する最後の週になりそうです。 欧米勢は先週の15日をもって市場から離脱しているため、今週は閑散した相場が続く見通しです。 今週は19日に日銀政策決定会合を控え・・・
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薄商いの年末相場に示現するアルゴリズム取引きに注意
今年も感謝祭の前あたりから、金融市場でよく耳にする「アルゴリズム取引」ではないかと思われる動きが顕在化しています。 直近のWTI原油先物にも、アルゴリズム取引と思われる動きが頻繁に確認され、不自然な上下動が・・・
大統領選を睨み景気後退後ずれに躍起の米国、果たしていつまでもつのか
イールドカーブは、今後の経済を見通す指標の一つとして使われており、特に米国ではこの指標が重視されています。 足元の米債券市場では、経済成長の鈍化や収益リスク、バリュエーションの上昇、金融支援の後退を織りこみ・・・
市場が織り込み過ぎた12月会合での利上げ、現状維持ならば失望感から円売りか
以前このコラムにて、12月の日銀政策決定会合での利上げはなく現状維持の見通しであることをご説明しましたが、植田日銀総裁は今月7日の国会答弁で「チャレンジング」という言葉を使い、その後岸田首相と会談が報じられたことから、1・・・
相場ウイークリー・今年最後のECB理事会とFOMCに注目の一週間
12月第二週は、日銀関係者の発言を受け12月の政策決定会合でマイナス金利が終了するのではないかとの憶測が市場に広まりました。 それを受け7日の為替相場でドル円は急落し、クロス円もその巻き添えを食らう形で大幅・・・
変動が起きやすい12月、今回の日銀会合は無風で通過か
市場では12月13日(日本時間14日午前4時)に行われるFOMCの政策発表が、クリスマス前の一大イベントと認識されますが、クリスマス前には19日にも日銀政策決定会合が控えています。 市場参加者のほとんどが、・・・
米債金利の低下は限定的か、楽観相場の巻き戻しに注意
12月に入ってからというもの、米債金利の低下が続いています。 10月には10年債が5%を超える勢いで売り込まれ、常態的に上昇するかに見えた米債金利ですが、11月に入ってからは広範の市場参加者が売り玉を投げた・・・
4万ドルに突き進むビットコインに漂う暗雲、ハマスを巡る米国当局の対応に注目
ここ最近のビットコインは、ドルベースで4万ドルまであと一歩というところまで上伸しており、年末の上昇相場を独走状態となっています。 4万ドル突破は時間の問題と思われますが、それと対峙するように米国では大きな問・・・
相場ウイークリー・師走入りで参加者減少、手仕舞い売りに注意
いよいよ12月に入った相場は、年の瀬が押し迫るというにはまだ早い段階ではありますが、早くも感謝祭前に手仕舞いを行った海外勢の動きを追って、手仕舞い売りが加速するリスクが高まっています。 今年はFOMCの結果・・・
最新のIMM円ポジションから見えてきた円売りの猛烈な巻き戻し
28日に、IMM通貨先物ポジションの最新データが発表されました。 これによると円ショートは2万5000枚程度減少しいることから、ここ最近の4.7円にもおよぶドル売り円買いの動きは投機筋による巻き戻しが大きな・・・
来年早期の利下げ予測に前のめりになりはじめた感謝祭明け相場
感謝祭明けとなる今週の相場は、市場参加者も少なく比較的緩慢な状況から始まりましたが、FRBの利上げ終了が織り込まれる中、その実施のタイミングに市場の関心が集まっています。 関心が集まるというよりは、そのよう・・・
4万ドル超を視野に入れるビットコイン、流れに乗るべきか
この秋口から米国初となるビットコイン現物投資型ETFがついに承認されるのではないかという強い期待感から、ここ最近ビットコインがドルベースでコンスタントに上昇し始めています。 機関投資家からの需要も多いビット・・・