先日もこのコラムにてご紹介したとおり、相場は11月16日頃から米債金利が買い戻しにより急激に低下したり、ドル円が驚くほど売り込まれるなど突如として変調をきたしています。 感謝祭前に投機筋の手仕舞いが起きるこ・・・
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感謝祭後のクリスマス商戦到来、相場への影響はいかに
23日の感謝祭、翌日のブラックフライデーを控え、すでに多くのファンドマネージャーは市場から撤退する動きを見せています。 中には、このままクリスマス明けまで長期休暇を取得するトレーダーもいる一方で、損益状況が・・・
7~9月期のGDPマイナス成長から見える日本経済の暗雲
内閣府が11月15日発表した7〜9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値が前期比の0.5%減、年率換算で2.1%減という落ち込みになりました。 マイナス成長となったのは3・・・
二分化する米国インフレに対する見解、相場は上下動しやすい状況に
足元の米国金融市場は、インフレの終焉により利上げが終了し来年早い段階で利上げがスタートするのではないかという楽観的な観測と、インフレはまだ終焉しておらず、さらに厳しいリセッションに突入してハードランディング・・・
相場ウイークリー・激しい上下動を繰返したドル円は感謝祭を前に方向感を取り戻すか
11月の第3週は、米消費者物価指数(CPI)の結果発表を皮切りに、ドル円を中心とした為替相場で想定を上回る上下動が展開されました。 感謝祭を控えるこの時期は、大手の米系ヘッジファンドの決済シーズンにあたり、・・・
FRBの利上げは終了か継続か、日々変化する市場センチメント
14日に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)は、市場予想を大幅に下回り、FRBによる利上げ終了と来年上期の利下げが今度こそ実施されるのでなないかという期待が台頭しました。 米株はこれを好感して大幅上・・・
米国の債務上限問題の再来と格下げは強いドル売りの材料となるか
今年6月に上限の引き上げが可決され何とか難を逃れた米国の債務上限問題ですが、このつなぎ予算が17日に失効期限を迎えるにあたり、新たなつなぎ予算をめぐり議論が待たれる状態となっています。 これに先立ち、米格付・・・
相場ウイークリー・いよいよ介入か、緊張高まる1週間
前週行われたFOMCでのパウエル議長の発言を、市場はハト派寄りの発言と受け取ったことにより、11月第2週の為替相場は週明けに米債金利が大きく下落し、それに引き込まれるかのようにドル円も149円割れスレスレま・・・
FOMC・雇用統計を受け低下した米10年債金利の勢いは鈍化
11月第一週のFOMC政策発表と雇用統計の結果発表を受け、米国10年債金利は短時間で大幅に低下しました。 10月中盤、一時は5%にまで達した金利が4%台半ばまで下がったことにより、相関性の強いドル円が149・・・
中銀アナリストの指摘を受けても一切緩和をやめない日銀の真意とは
日銀は10月末の政策決定会合で、イールドカーブ・コントロール(YCC)については再度柔軟化するものの、金融緩和とマイナス金利は継続することを決定しました。 この結果を受け中央銀行の政策に詳しい海外のアナリス・・・
地政学リスクを織り込まない金融市場~しかしそのリスクは一段と上昇
先日このコラムで、世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーターの創始者、レイ・ダリオ氏が、世界はすでに戦争のフェーズに突入しているという見解を示しているという話を紹介しました。 >>この先10年以内に第・・・