米国大統領選の統一候補は、民主党がバイデン大統領、共和党はトランプ前大統領でほぼ確定したようで、市場では早くも、「もしトラ」から「ほぼトラ」や当確実の「確トラ」がささやかれ始めています。 国賓扱いで訪米し議・・・
「マーケット情報」の記事一覧
25、26日開催の日銀会合、注目される追加利上げの時期
植田総裁は訪問先のワシントンで、物価が持続的に上昇すれば、一時的な要因を除いて追加利上げの可能性が高いとの考えを示しました。 利上げを巡っては、3月の日銀会合の結果を受け、現状維持が続くとの見方が強まってい・・・
相場ウィークリー・介入警戒後退と中東情勢の緊迫化で変化する相場状況
4月第三週の為替相場は、予想に反した動きを見せる一週間となりました。 ドル円相場では、152円を超えた時点で確実に為替介入が実施されるものと見られていましたが、岸田首相が訪米から帰国し、G7財務相会議が実施・・・
改めて見え始めた各国の介入に対する厳しい評価、もはや介入なしの可能性も
岸田首相の国賓訪米を挟んだ2週間、為替市場は劇的な変化を遂げました。 為替介入は、ドル円が152円を超えた時点で実施されるものと予想されていましたが、岸田首相の訪米期間中は介入に踏み切ることができないであろ・・・
ドル円155円に設定されたノックアウトオプション、防戦売りが大きな話題に
財務省と日銀がどのタイミングで実弾介入に踏み切るのか警戒される中、155円に現れたノックアウトオプションと、その防戦売りが激しさを増しています。 財務省にとっては大迷惑な話かも知れませんが、為替介入のタイミ・・・
日銀の不可解な為替介入ロジックに振り回される市場
先週152円を突破したドル円は、15日のニューヨークタイムでついに154円台突破を記録しました。 市場参加者のほとんどは、152円を超えた時点で介入が実施されるのではないかとの見方を強めていましたが、口先介・・・
イランがイスラエルへ報復攻撃、懸念される金融市場への影響
相場ウィークリーにて、イランによるイスラエルへの報復攻撃が近いことをお伝えしましたが、14日、とうとうそれが現実のものとなりました。 週明けは、あらゆる金融市場がリスクオフに動き、ドル円相場も円安にシフトす・・・
相場ウィークリー・日銀介入と中東情勢悪化への警戒で揺れる一週間
4月第二週の為替相場は、とうとう152円台を突破しおよそ34年ぶりの円安水準を記録しました。 米国の月次CPIが市場の事前予想を上回り、6月のFOMCで利下げが実施される可能性が低くなったことが要因とみられ・・・
激増する米国連邦債務、利払いだけで1兆ドル超えの非常事態
米国の連邦債務、つまり国全体で抱えている借金が、ついに34兆ドル(日本円で約5100兆円)に到達しました。 大きな政府を目指す民主党政権ですが、バイデン大統領の就任から4年、新型コロナの影響もあり、その額は・・・
テクニカル的には上昇を示すも152円は超えないドル円のモラトリアム相場
ドル円相場は、2月に150円を突破して以降、長らく横ばい状態が継続しています。 3月後半に一度は151円台を試したものの、152円台に乗ることができず、高値で膠着するドル相場に、市場参加者はイラつきを募らせ・・・
ドル建て金価格急騰、中東情勢の緊迫化で加速するドル離れ
年初来から3月まで、安定的に推移していたドル建ての金価格が、ここへきて一気に上昇を加速させています。 特に4月に入ってからの上昇は凄まじく、すでにスポット価格は2337ドルを越えており、株価や債券などの相関・・・
相場ウィークリー・中東情勢に翻弄されるドル円、再下落の可能性も
今月1日、シリアにあるイラン大使館がイスラエルとみられる空爆により、イラン革命防衛隊の司令官らが殺害されるという事件が発生しました。 これに対しイランが報復攻撃を行うのではないかとの報道が出たことにより、先・・・