海外FXブローカー各社からは米国の冬時間実施に伴い、取引時間が変更する旨のメール等のお知らせが届いていますが、実際には週明けの11月7日月曜日の朝から変更となります。
もちろん個別業者によって多少の違いがありますが、おおむね以下のような時間に変更となりますので再度ご確認いただきますようお願いいたします。
FX
国内個人投資家に口座を供給している海外FX業者はほぼすべて1時間遅れとスタートとなります。
夏時間では日本時間の月曜6時05分から取引開始できていたものが7時05分からの開始となります。
またロールオーバーも翌朝6時から7時へと遅れますのでスワップポイントの付与、負担等もこの時間に変更となります。
ロールオーバーに伴っては一部の業者では平日でも取引を止める時間がありますが、それも1時間遅れることになりますのでご注意ください。
土曜日の取引終了も一時間遅れで朝6時55分となります。
CFD
CFDも毎日日本時間朝8時からの取引開始で翌朝7時までとなります。
土曜日の朝は6時55分終了がほとんどとなりますので、こちらも注意が必要です。
仮想通貨CFD
仮想通貨については24時間365日取引可能ですが、業者によってはFX同様に土日取引が行えないところもございます。
その場合は上述のFXの取引時間に準じることになります。
MT4/MT5の表示時間
冬時間の適用によりMT4/MT5の表示時間も冬時間(GMT +2)へ変更となります。
EA、インジケーター等にて時間設定の変更が必要な場合には再設定をお願いいたします。
このほか、業者の冬時間対応とは別に冬時間では市場に大きな変化が現れます。
ロンドン勢の市場算入は日本時間午後4時から5時へと遅れるため空白の時間が生じやすくなります。
またNY勢も午後10時から11時参入がほとんどとなります。
週明けからは欧米の指標の発表はすべて1時間遅れ、ロンドンフィキシングは先週から1時間遅れの午前1時ですが証券市場が1時間遅れでスタートしますので本格的に冬時間開始となります。
例年当たり前のように切り替わる冬時間なので海外FX業者も型どおりの事前通知しかしていませんが、各社の顧客サポート時間も1時間遅れるところがほとんどとなります。
この機会にお使いの業者の冬時間取引をチェックされることをお勧めします。
以上、US冬時間開始に伴う取引時間変更の注意点をご紹介しました。