FXGTから、イーサリアムの仕様変更・The Merge(ザ・マージ)について情報が提供されました。

これまで、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)と呼ばれるマイニングの仕組みが導入されていましたが、今回のThe Mergeからプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に仕様が変更され、パソコンの能力と大量のエネルギーを消費しながら採掘する方法から、仮想通貨を貸して金利を受け取るステーキングに基づいた取引となります。
PoSでは仮想通貨をある専用口座に差し出し、差し出した量に応じて新たな仮想通貨を受け取る形となりますので従来型のPoWに比べて消費電力は99.95%削減されることになり、ビットコインよりもエコの視点で大きなアドバンテイジを確保することができることが注目され、価格も上昇しはじめています。

FXGTの解説によりますと、第1段階(ベラトリックス)と呼ばれるマージのためのチェーンを準備するハードフォークのアップグレードは2022年9月6日に完了したとのことです。
ここからさらに第2段階(パリ)と呼ばれるイーサリアム2.0への完全なアップグレードが2022年9月13日から15日に予定されています。
このマージ期間中はイーサリアムネットワークに関する全ての入出金が停止されますので、ご注意ください。

マージが完了すると以前のブロックチェーン取引は引き続き保存されますが、取引のデータチェーンはビーコンチェーンと呼ばれる新しいシステムの下で記録されることになります。
しかし、FXGTの口座で取引されるかぎり、直接取引で生じるリスク等は一切発生しませんのでこれまで通りのトレードが可能となります。

以上、FXGTからイーサリアムマージに関する情報についてご紹介しました。