すでに国内のFX業者からは注意喚起情報が出回っているようです。

トルコが政策金利をさらに下げて10.75%としたことから、トルコリラのスワップが軒並み下落しています。

政策金利よりも国内インフレのほうがはるかに高いことから、銀行と業者の取引上で設定されるスワップが大幅に減少することになっています。

まだほとんどの業者ではマイナススワップにはなっていませんが、トルコリラ円はほぼ90%以上がスワップ狙いのロングとなっていることから、一部の業者がロングにマイナススワップを適用した場合、多くの個人投資家が損切や利確に走ることになり突然流動性が失われて相場が暴落する可能性もあります。

海外FXを利用される方はトルコリラ買いをされるケースはあまり多くないとは思いますが、トルコリラ円はドル円とドルトルコリラの掛け合わせで作り出されていますので、いずれにしてもドルトルコリラにも大きな影響がでるものと思われます。

海外FXの場合はほとんどの業者でゼロカットシステムが実装されていますので、証拠金を超える損失が出たときでも安心ではありますが、ここからの取引にはご注意ください。