今年は西側主要国で新型コロナのワクチン接種が大幅に進み、米国ではほとんど新型コロナ感染が問題にならないところまで回復しました。 そのため米国金融市場も新型コロナ感染はもう相場のテーマにならなくなった感がありましたが、ここ・・・
「マーケット情報」の記事一覧(51 / 92ページ)
良好な雇用統計結果で上昇したドル円だが週明けの持続性に疑問
米労働省が6日発表した7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比94.3万人と市場予測より高く、さらに6月の93.8万人を超える伸びとなったことから市場は好感しドルが大きく上昇しました。 ドル円は事前期待も高かったです・・・
デルタ株感染急拡大で為替市場はまたしてもリスクオフ~円とスイスフラン買いが顕在化
米国や英国では新型コロナについてはワクチン接種もかなり進み、金融市場における材量としてはコロナは機能しなくなりつつなりましたが、ここへ来てデルタ株と呼ばれる変異株がどこの国で猛威をふるい始めており、この感染拡大がリスクオ・・・
次期FRB議長候補が打ち出すパウエルよりハト派的な見方
ブレーナードFRB理事がこの先のテーパリングに対して独自の見解を口にし、市場の注目を集めています。 その内容とは、資産購入縮小のためには雇用水準の改善が必要といったもので、現状の雇用水準は680万人足りず、さらにパンデミ・・・
相場ウイークリー・典型的な夏枯れ相場でボラのない時の突然の変化に注意の一週間
新型コロナや五輪開催などで忙しい中、とうとう今年も8月相場に突入です。 米国ではすでに新型コロナの流行が一旦終息した状況で、今年は本格的な夏休みをとる市場参加者も多く、既にNYタイムは株も為替も取引が減少し始めており、典・・・
FRBでさえ理由が判らないと言い出した米債金利の下落について
日本時間の29日午前3時半から実施されたFOMCに関する質疑応答の場でパウエル議長は、米国債利回りが低下している理由がFRBにも良く判らないと発言し市場の注目を集めています。 米国のインフレ率は、新型コロナが流行ってから・・・
7月のFOMC、無風でドル円相場は案の定下落
7月のFOMCはフェデラルファンド金利の誘導目標レンジを0-0.25%で据え置くことを決定し、テーパリング議論の開始時期も明確にはならなかったことから、発表前に上昇したドル円は110円割れまで下落する動きとなりました。 ・・・
相場ウイークリー・一転上昇をはじめたドルはFOMC後もその動きを維持できるか
7月第四週、ドル円は前々週の下値トライから上値の重い展開となり110円に戻すのが大変な動きとなりました。 ただ週後半からはドルが大きく買い戻され、多くの通貨ペアでドル高になり始めています。 日本時間の29日午前3時に発表・・・
FRBのリバースレポの金額が過去最大1兆ドルに~市場では既に信用バブル収縮がはじまっている?
最近金融メディアでよく目にするFRBの翌日物リバースレポが、6月末に過去最大レベルにまで拡大するという稀な状況が現れました。 この翌日物のリバースレポ金利は0.05%に引き上げられていますが、今のところまだ低いにも関わら・・・
コロナと五輪で海外に過剰に出過ぎた日本情報~海外投資家がここからまともに日本株投資に戻るかどうかが大きな問題に
事前の揉め事が色々なところで起き開催が危ぶまれた東京五輪はなんとか開会式を迎え、8月後半まで様々な試合が行われます。 菅首相は開催されてしまえば全部解決すると依然楽観的な姿勢ですが、実はここに至るまで驚くべき量の日本の政・・・
国内コロナ感染大爆発がドル円の売りリスクに繋がる可能性
いよいよ23日から東京オリンピックが開催となり、実際には21日から予選が開始されますが、開催前に東京での新型コロナ感染者が急激に増加しており、東京オリンピック開催中には感染者数が予想をはるかに上回る可能性が高まっています・・・
相場ウイークリー・月末のFOMCを睨んで米債金利でドル円が動きそうな状況
既に7月第三週、為替相場は徐々に夏枯れへと移っていき、今週からは市場参加者が段々と減り始めることが予想されているので、更に取引しにくい状況へと動いていくことになるでしょう。 先週、米国上下両院でFRBパウエル議長の議会証・・・