例年7月後半から8月にかけては市場参加者が激減することから株も為替もボラティリティが大きく低下して売買がしにくい時期です。 ただ、今年に関しては日本は未だに新型コロナの問題がありますが、アメリカでは落ち着きを取り戻し、市・・・
「マーケット情報」の記事一覧(52 / 92ページ)
伝統的な金融政策を履行する国の通貨は上昇するというお話
7月14日、ニュージーランド準備銀行の政策決定会合の結果発表が発表され、金利は市場の事前予測のとおり据え置きとなりましたが、緩和措置の引き締めに動きはじめ、事前の市場予測どおり大規模資産買い入れを今年の7月23日から一旦・・・
実態経済よりもインフレが進む米国の株、債券、不動産
米国経済に果たしていつインフレが訪れることになるのか、またそれがFRBの言うように一時的なものに過ぎないのかは米金融市場にとっても非常の大きなテーマになりつつあります。 そんな中で足もとの米株相場は粛々と史上最高値を更新・・・
相場ウイークリー・大きく崩れたドル円・クロス円~週明け元に戻るかトレンド転換かに注目
7月第二週、前週の米国雇用統計を通過してドル円、クロス円に大きな変化が現れることとなりました。 ファンダメンタルズ的には決定的な原因はなかったものの、チャネルラインを下抜けたドル円は大きく下落し、ストップロスを巻き込んで・・・
リスクオンとオフが日替わりでやってきた為替相場~これは一体何を示唆しているのか
6月末、半期末、月末を利用してリバランスでドルは対円、対ユーロで大聞く買いあがり、特にドル円は久々に111円を乗り越えて上昇する動きを示現することになりました。 後から考えてみますと買い上げたのは短期の投機筋あたりとみら・・・
エルサルバドルのBTC法定通貨化を認めない日本政府の意向から見えてくるもの
エルサルバドルがビットコインを法定通貨として9月から利用する件に関して、日本政府はビットコインが外国為替に相当せず、暗号資産に該当するとの見解を示していますが、やはり既存の仮想通貨が法定通貨的扱いを受けるのには相当高いハ・・・
各国中銀の政策姿勢で強弱が変わる為替相場
金融市場はすでに米国FRBがいつテーパリングに乗り出すのかが最大のテーマになりつつあり、良好な経済指標がでるたびにテーパリングが早まるという観測がメディアで語られるようになっています。 しかし現実には今日、明日ですぐにテ・・・
相場ウイークリー・果たして7月ドルがこのまま上昇するかに注目
6月末の欧米の半期末リバランスと6月分米国雇用統計の良好な数字期待からドルは対円、対ユーロで上昇することとなりました。 また英国中銀がメンバー交代でかなりハト派的な動きになってきたこともあってドルは対ポンドでも大きく上昇・・・
6月米雇用統計はNFP増加も失業率悪化という微妙な状況でドル円下落
米労働省が2日に発表した6月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比85万人増と5月の58.3万人増から伸びが加速しましたが、失業率は5.9%と逆に悪化しています。 また平均賃金も0.3%の伸びと上昇は抑えめの状況です。・・・
バイデンに囁かれる認知症説~政権は早期にハリスに交代か
6月、イギリスで開催されたG7会議の席上、言い間違えや出席者が不快になるような発言をして結構物議を醸したとされるバイデン大統領がすでにこの8日間の訪欧を忘れているという恐るべき報道が飛び出しています。 もちろん大手のメデ・・・
6月から8月までで400億ドルの資金が集まる米国IPO市場
6月のFOMC以降、株も債券も為替も今一つ動きがはっきりしない状況ですが、落ち着くと米株市場だけは確実に上昇を続けており、7月相場は大統領選挙の翌年のアノマリーもあって堅調に推移しそうです。 それに上乗せするかのようにこ・・・
相場ウイークリー・下値も堅いが上値も切り下げる微妙なドル円に注意
6月第四週の先週ドル円はようやく111円超の動きとなり、さらに上昇が期待されましたが、上値での売りは厳しく週内でロンドンタイムとその後の東京タイムに二度111.114円レベルまで上昇する相場となりました。 しかしこのレベ・・・