海外FXといえばハイレバレッジな取引条件でのFXトレードが注目されており、最近では多くのブローカーが最大1000倍レベルまでレバレッジを引き上げるなど激しい競争を繰り広げています。
そんな中で利用者に関心を集め始めているのが株の指数取引で、とくに日経225CFDについてはかなり利用者が増え始めています。
その背景の一つにあるのは米株の上昇が伸び悩みすでに下落に差し掛かっている状況にあって、円安が大きな支えとなって日経平均株価がかなり割安に推移していることから、外人投資家の先物中心の買いが増えていることが挙げられます。
それに伴って海外FXの口座でも日経225CFDを取引するトレーダーが増え始めており、いち早くそれに気づいた一部のブローカーでは日経225CFD取引のプロモーションを開始するケースも出始めています。

なぜ海外FXの口座を利用して取引するのかを突き詰めると、そこには圧倒的な取引条件の優位性が浮かびあがってきました。

レバレッジ200倍以上で取引きできる日経225CFDは抜群のコストパフォーマンス

日経平均指数は米株と比較すると、もともと金額が安いうえに1日で動くレベルも比較的明確であることから、他の国の株式指数取引CFDに比べてかなり高いレバレッジを設定するブローカーが多くなっていることがわかります。
XMやHTM、BigBossなどは最大200倍が設定されており、TitanFXは最大500倍といった飛びぬけた条件設定を提供していて、それだけ顧客のニーズが高まっていることがわかります。

200倍というレバレッジを例に取ると、国内証券会社が提供する日経225先物ラージと日経225先物ミニよりもはるかに少ない証拠金で売買が可能なのはもとより、国内ブローカーが提供しはじめている日経225CFDの場合最大レバレッジは10倍なので、FXよりも海外FXブローカーの口座を利用するメリットは歴然となっています。

そもそも差金取引のCFDと日経先物のラージやミニとは必要資金が全くといっていいほど違います。
日経225先物ラージは1000枚の取引のため、直近の日経平均株価2万8000円とすれば約26倍のレバレッジで107万7000円が証拠金として必要になり、日経225先物ミニでも100枚なので10.8万弱の証拠金が必要になります。
一方海外FXで200倍のCFDの場合1枚から購入できるので、証拠金としてはたった140円から売買が可能です。
もちろん価格の推移にあわせて余剰の証拠金を投入する必要はありますが、日経225先物ミニと同様に100枚売買しても証拠金は1万4000円という手軽さでトレードが可能となります。

これは国内の証券会社やブローカーを利用して取引するのでは全く実現できない圧倒的な優位性となっており、人気が出るのは必然の状況であることがわかります。

分散投資の対象としてトレーダーが見始めた株価指数取引

昨今の金融市場環境では、一つの投資銘柄に集中的に投資することは非常にリスクが高くなっており、個人投資家といえども分散投資を実現することがかなり重要になってきています。
FX投資でもこうした課題は同様のもので、通貨ペアを分散するだけではまともな分散戦略にならないことから、株式指数やコモディティ、個別株CFDなど多角的な商品領域を模索するトレーダーが急激に増えていることがわかります。

そんな視点で海外FXブローカーを見ると、とにかく同じ投入資金を利用してFXからCFDまでMT4,MT5といった同一取引プラットフォームで臨機応変に取引できることは大きなメリットであり、しかもゼロカットシステムが導入されているブローカーであれば投入資金以上の追証を請求されることもないため、国内業者を利用していては全くできないリスク管理を実現することもできるので、これらは利用者にとっての大きな優位性となっています。

したがって、株価指数取引にフォーカスして見ると、FX取引ブローカーとは異なるところに口座開設をして多角的に利用するというのもこれからはかなり重要な戦略になり、その視点でブローカーをチェックすると新しい業者を見つけることもできるようになるものと思われます。
海外FXブローカーの利用も新たなステージに入ってきていることを実感させられます。