先週、財務省の為替介入が報道されて以降、イエレン財務長官は介入の有無については言及を避けつつも、介入は稀であるべきとの発言を行っています。 為替介入を牽制する発言が出たことにより、相場にはこれ以上介入はでき・・・
「マーケット情報」の記事一覧(3 / 92ページ)
相場ウィークリー・波乱含みの5日間を経てドル円は再び下落か
ドル円は、4月29日に財務省と日銀が実施したと見られる介入により、約5日間で大きく押し戻される結果となりました。 このステルス(覆面)介入により、すっかりドル買いへの意欲を失ってしまったドル円相場が、週明け・・・
連休中の経済指標発表に振り回されたドル円相場
財務省と日銀による為替介入オペレーションが一旦終了し、市場の注目は経済指標に集まる時間帯となりました。 連休中日の3日に発表された4月の米国雇用統計では、非農業部門雇用者数が17.5万人増と、予想下回る結果・・・
FRBとECBの利下げに注目集まる5月相場、円相場の大幅下落もテーマに
いよいよ5月相場に突入しましたが、市場の関心は4月に引き続きFRBによる利下げの時期と回数に向かっています。 ECBはFRBに比べ利下げの余地があり、ここから年末にかけて実施される利下げの回数が多いほど、米・・・
週明け早々160円のストップをつけたドル円、見えぬ先行き
ゴールデンウィークに入り最初の月曜を迎えました。 先週、ドル円は155円を突破したものの、介入の気配がないことをいいことに、午前10時すぎに投機筋が突然160.213円までストップをつけて上昇する展開となり・・・
相場ウィークリー・通貨防衛失敗で崩壊寸前のドル円、週明けの立て直しなるか
先週金曜日、日銀の政策決定会合を経て、ドル円は、ニューヨークタイムの終了直後に155円から3円50銭近く上昇し、158.470円まで急上昇するという荒い相場展開となりました。 長らく為替相場を見てきましたが・・・
米大統領選「確トラ」か、懸念される日本の国際的孤立
米国大統領選の統一候補は、民主党がバイデン大統領、共和党はトランプ前大統領でほぼ確定したようで、市場では早くも、「もしトラ」から「ほぼトラ」や当確実の「確トラ」がささやかれ始めています。 国賓扱いで訪米し議・・・
25、26日開催の日銀会合、注目される追加利上げの時期
植田総裁は訪問先のワシントンで、物価が持続的に上昇すれば、一時的な要因を除いて追加利上げの可能性が高いとの考えを示しました。 利上げを巡っては、3月の日銀会合の結果を受け、現状維持が続くとの見方が強まってい・・・
相場ウィークリー・介入警戒後退と中東情勢の緊迫化で変化する相場状況
4月第三週の為替相場は、予想に反した動きを見せる一週間となりました。 ドル円相場では、152円を超えた時点で確実に為替介入が実施されるものと見られていましたが、岸田首相が訪米から帰国し、G7財務相会議が実施・・・
改めて見え始めた各国の介入に対する厳しい評価、もはや介入なしの可能性も
岸田首相の国賓訪米を挟んだ2週間、為替市場は劇的な変化を遂げました。 為替介入は、ドル円が152円を超えた時点で実施されるものと予想されていましたが、岸田首相の訪米期間中は介入に踏み切ることができないであろ・・・
ドル円155円に設定されたノックアウトオプション、防戦売りが大きな話題に
財務省と日銀がどのタイミングで実弾介入に踏み切るのか警戒される中、155円に現れたノックアウトオプションと、その防戦売りが激しさを増しています。 財務省にとっては大迷惑な話かも知れませんが、為替介入のタイミ・・・
日銀の不可解な為替介入ロジックに振り回される市場
先週152円を突破したドル円は、15日のニューヨークタイムでついに154円台突破を記録しました。 市場参加者のほとんどは、152円を超えた時点で介入が実施されるのではないかとの見方を強めていましたが、口先介・・・