9月相場は様々な材料が持ち込まれ、事前想定をはるかに超えた荒れ相場となった1か月でした。 週明けからは10月相場になりますが、果たして落ち着きを取り戻すことができるのか、さらに荒れた展開になるかが注目される1か月になりそ・・・
「マーケット情報」の記事一覧(31 / 92ページ)
BOEの突然の政策変更で市場は乱高下~30年前の信認力失墜の過去が蘇る状況に
9月最終週は週初から英国の債券やポンドの動きに関心が集中し相場は荒れ模様の展開が続いていますが、9月28日BOEイングランド銀行が突然宗旨替えともいえるような政策変更を発表したことから、為替相場はさらに激しい上下動に晒さ・・・
週初東京タイムに起きたポンドのクラッシュ~市場につきつけられたBOEの追加緊急利上げ
9月最終週となる26日のアジアオセアニアタイムから久々にポンドが猛烈な下落を喫することとなり、対ドルでも対円でもポンドは想像を絶する下落を示現することとなりました。 日頃流動性のないアジアや東京タイムでポンドが猛烈に売り・・・
相場ウイークリー・主要国が立て続けに利上げする中で激変する為替相場
9月第四週の中央銀行政策決定ウイークを消化し、結果的にはドルがあらゆる通貨に対して強含むというまさに一強の通貨状況が展開されようとしています。 ドルインデックスのチャートを見ても21世紀に入ってから最大の上昇となっており・・・
本邦個人投資家がもっとも気になるここからのドル円の動きについて
古くから為替市場に精通したシニアな市場関係者は口をそろえて、日本の金融当局の為替介入は単独であってもありえないとしていましたが、多くの予想に反して財務省・日銀はあっさり単独介入に踏み切ることとなりました。 巷では日本の財・・・
日銀24年ぶりに円買い介入実施でドル円は大幅下落
9月22日日本時間の午前3時、米国FOMCでは市場の事前予想どおり75ベーシスポイントの利上げを行い、年内にも4%以上のFF金利を実現することが打ち出されました。 これを受けて米株市場は当然のことながら大きく下げを喫しま・・・
30年以上の時を経てまた史上最低水準に落ち込んできたポンドはここからどうなる
1992年9月16日はジョージソロスの猛烈なポンドショートに英国中銀が利上げと為替介入のポンド買いで対抗したものの、即日完敗を喫することとなってから30年もの月日が経過しましたが、気がつけば英国ポンドは対ドルでそれを下回・・・
にわかに高まる欧州発のエネルギーセクター版リーマンショックの恐怖
フィンランド政府とスウェーデン政府は、9月4日に電力会社などの資金繰りを支援するためという理由で政府保証と融資を合わせて約4.7兆円の供与を決めています。 一見するとなぜ電力会社はこんなに支援を受けないといけないのか分か・・・
相場ウイークリー・とうとうやってくる9月FOMC~市場の想定外の結果で大きく動く相場に注意
9月第4週、本邦は19日と23日が国民の休日であることに加え、19日は英国エリザベス女王の国葬で相場は休場となることから非常に短い1週間の取引となりますが、逆に密度の濃い取引時間になり厳重な注意を要する時間帯になりそうで・・・
しきりに為替介入の素振りを見せる財務省~本当に介入はできるのか
13日のNY市場でのCPIショックを受けて、14日アジアタイムから積極的に上昇を試したドル円はまたしても145円一歩手前まで値を伸ばす展開となりました。 依然としてこの水準にはノータッチオプションもあり凄まじい防戦売りも・・・
予測を上回る米国CPIの結果でドル円暴騰~9月FOMCは100bpの利上げさえも視野に
9月13日日本時間の午後9時半、市場が異常に注目した米国の8月CPIが発表となりました。 結果はCPIが前年同月比+8.3%(前月:同+8.5%)で事前予想8.1%を上回る結果となった上に、コアCPIは前年同月比+6.3・・・
相場ウイークリー・激しく上昇し週末巻き戻したドル円~週明けに再度上昇回帰するかに注目の一週間
毎年米国のレイバーデー明けは相場が大きく動き出すといいますが、今年の為替相場はまさにそれで、とくに円売りが猛烈に加速した一週間となりました。 基本的には投機筋がまた円売りを再開したことが大きな要因となっているようですが、・・・