7月相場もいよいよ天王山となる月後半の米欧日の金融政策決定会合を通過する一週間となります。 3つの主要中央銀行の政策決定会合が矢継ぎ早に相場を通過することから個別のテーマに沿った取引をいかに行うかが大きなポイントになりそ・・・
「マーケット情報」の記事一覧(17 / 92ページ)
2024年大統領選を控えて早くも見えてきたバイデン政権の金融政策強要~これを強いられる限り植田日銀に政策変更の余地はない
米国における政治的な一大イベントである2024年の大統領選挙まで1年4か月あまりとなりましたが、バイデン政権は早くもこの選挙に向けて巧みな金融市場リード戦略を実施しようとしており、それに本邦の金融政策も大きな影響を受けそ・・・
突然政策変更期待が高まる7月日銀会合~果たして変更があるとすればどの部分なのか
植田日銀総裁が就任以来、日銀政策決定会合が開催されるたびに政策変更期待の相場の動きが示現していますが、向こう1年程度変更は考えないとする植田総裁自らのコメントが出てからというもの、一旦そうした動きは終息したかのようにみえ・・・
米国CPIの低下に影響を与えるドル安の関係~FRBはかなり難しい対応を迫られる
6月の米国月次CPIは市場の事前予測を下回り、市場では7月のFOMCの0.25%の利上げを最後に休止することになるとの見方が非常に高まりを見せています。 日銀の政策変更期待も高まっていることからドル円は非常に大きく下落す・・・
相場ウイークリー・米国CPI低下と日銀政策変更期待で大幅安のドル円~週明けこれがFOMC、日銀会合まで続くかどうかに大注目
相場のセンチメントが突如として激変するというのは為替相場ではそう珍しくありませんが、7月第一週の金曜日に発表された米国の雇用統計以来ドル円相場は大きく変化することとなり5月から積み上げてきた相場を6営業日で一気に逆戻りさ・・・
とうとう米国CPI前年同月比で3.00%に沈静化~ここからFRB利上げはストップできるのか
7月12日に発表された米国の6月月次CPIは前年同月比で3%に低下し、市場予想の3.1%を下まわり2021年3月以来の最低水準となりました。 同年5月の4%から見ると12か月連続の下落を続けており、ようやく利上げの効果が・・・
日銀政策決定会合が近づくと常に政策変更を期待する海外勢による意外なドル円相場
7月第一週週末の米国雇用統計の発表以来、NY市場を中心にしてドル円が売られ円が買われる円高状況が続いています。 この動きはNYタイムで顕著でしたが、足もとでは既にアジア・東京タイムでも明確に現れるようになっています。 米・・・
BRICS新決済通貨ではじまる米ドル基軸通貨からの完全転落の現実味
今年8月23日、24日の両日南アフリカで開催されるBRICSサミットでBRICS新決済通貨が発表され、かなり早い時期にそれが利用開始されるのではないかといった憶測が飛び交い始めています。 ウクライナ戦争が勃発して以降米ロ・・・
相場ウイークリー・とうとう上値が重くなったドル円~週明けは米国月次CPIの発表に注目
7月7日に発表された6月度の米国雇用統計は非農業部門雇用者数が20万9000人増と2年半ぶりの小幅増にとどまり、市場の事前予想である22万5000人増を下回る結果となりました。 この間続いた新型コロナに関連した特別な雇用・・・
令和のミスター円が虎視眈々と狙う円買い介入~だが市場は意に反して円高方向にシフトか
今週初頭、為替市場では財務省関係者の円買い為替介入に関するノイズレベルが今年最大の高まりを見せました。 一説にはすでにレートチェックも行われているといった未確認情報も出回りはじめており、昨年の介入実績を高く評価された神田・・・
1980年代以来の大きさに接近した米債の激しい逆イールド
7月3日の米国債市場では長短金利差が逆転する逆イールドが1980年代以来の大きなものになっており、景気の後退感が一層進むのではないかといった危惧の念が高まりを見せています。 米国2年債利回りは4.96%に上昇し、10年債・・・
今週訪中を決定したイエレン財務長官~その真意は関係改善なのか脅かしか
米財務省は7月2日、ジャネット・イエレン財務長官が6日から中国を訪問すると明らかにしています。 これは先ごろ訪中したブリンケン国務長官に次いで2人目となりますが、果たしてその狙いはどこにあるのでしょうか。 ブリンケン国務・・・