6月のFOMCの政策決定以降、市場では依然として様々な憶測が飛び交いテーパリング時期が早まるのではないかといった観測は一向に収まる気配がありません。 米株のほうは一旦落ち着きをみせており再上昇がはじまっていますが、為替は・・・
「マーケット情報」の記事一覧(53 / 92ページ)
東京五輪開催で危惧されるデルタ株感染爆発~その時ドル円は円売りか円買いかどちら?
菅政権はとうとう東京五輪開催に踏み切ることとなり、感染者もさして減少していないにも関わらず沖縄以外の地域の非常事態宣言を解除しています。 すでに五輪の選手関係も国内に到着している状況ですが、足もとで急激に危惧されることと・・・
労働者が自ら離職する米国~そのレートが史上最高レベルに
米国では景気の回復感が経済指標にも色濃くではじめていますが、それとは裏腹にかつてなかったような事態が巻き起こりはじめています。 それが被雇用者が主体的に選択する離職率の上昇であり、平たく言えば労働者が自らの意思で仕事を辞・・・
相場ウイークリー・ドル高が継続するかどうかを見極める1週間
17日の早朝に発表されたFOMCの政策内容はほぼ予想通り現状維持となりましたが、委員が予想する利上げ時期のドットプロットが前回よりもはるかに前倒しでの利上げを示唆していたことから市場はFRBが異常にタカ派的に動こうとして・・・
FRBの一挙手一投足に振り回される相場
FOMCの政策決定以降、米国の金融市場は株も債券も為替も荒れ狂った相場状況が継続しています。 18日のNY市場ではブラード・セントルイス連銀総裁がインタビューで、米連邦準備制度理事会のパウエル議長が今週正式に緩和縮小協議・・・
先のことはわからないのにFOMCの予測に過剰に反応する神経質な市場
17日の日本時間午後3時に発表された6月のFOMCの政策発表内容は大方の市場の予想通り変更はありませんでしたが、ドットプロットから2023年末までに2回の利上げが行われる可能性が示唆されたことから米債金利が大きく上昇する・・・
バーゼルⅢ厳格運用再開で噂される金相場の上昇について
市場では6月末からのバーゼルⅢ運用厳格化再開にともなって金相場が対ドルで上昇しはじめるのではないかといった観測が強まっています。 実はあまり知られていないことですがロンドン地金協会、通称LBMAは今年の1月新型コロナ禍に・・・
相場ウイークリー・週前半はFOMCまで動かない状況継続か
6月第2週為替相場は全く動かなくなり、実需がもっとも登場するドル円の東京タイムは1日に30銭の値幅すらない膠着相場に陥ることとなりました。 それでもロンドンタイムからNYタイムには多少の動意も見られましたが、NYタイムの・・・
バイデン政権もFRBも確信犯的にここからテーパリングも利上げも行わない可能性について
市場はいよいよ週明け16日(日本時間では17日午前3時)に発表となる6月のFOMCの結果を見極めるつもりなのか、株も為替も動かない状況に突入しています。 そんな中で元FRB議長であったイエレン財務長官が不思議は発言をして・・・
米パイプライン身代金奪還報道でビットコインがとんでもないことに
米国司法省・通称DoJは6月7日米パイプライン大手のコロニアルパイプラインが5月にロシアを拠点とする犯罪集団・Darksideからサイバー攻撃を受け支払ったとされたビットコインによる身代金の80%以上の回収に成功したと発・・・
ミーム株の熱狂再燃の米国株市場~これは間違いなく相場下落の予兆か
昨年の5月辺りから新型コロナ給付を原資にして米株市場に大量参入したロビンフッダーなどの手数料無料株式アプリを使った個人投資家たちが再度ミーム株への投資を集結させて相場を動かし始めています。 昔から株式市場には仕手戦という・・・
相場ウイークリー・雇用統計で一旦下落のドルストレートは週明け再度ドル高トライするかに注目
4日に発表となりました5月分の米国雇用統計はNFP・非農業部門雇用者数が市場予測平均の67万人に届かず55.9万人となったことからアルゴリズムや短期投機筋が一斉に売りを出したようです。 数字的には誤差範囲の域を出なかった・・・