米労働省が4日に発表した5月の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比55万9000人増加と市場予測の平均値には達しなかったものの4月に比べるとかなり改善した状況となりました。 コロナ禍からの経済回復が著しい動きを見せるなか・・・
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ステルステーパリングが露見した日銀~ここからは誰が日本株を支えるのか
市場は早いもので6月相場入りしていますが、この5月に日銀は1度もETFの購入を行わないまま1か月が経過することとなり、すでにステルステーパリングを開始したという認識が市場を駆け巡ることとなりました。 3月の日銀政策決定会・・・
バイデン政権が提示する2022年度の驚愕予算~しかし実態はそれほど新しいものが入っていないという不思議な内容
バイデン政権は今年10月からスタートする2022年度の予算について総額6.1兆ドル、日本円にして実に660兆円超の金額を提示して市場の度肝を抜いています。 大きな政府を目標とする民主党政権のことですから規模の大きな予算が・・・
相場ウイークリー・久々に吹き上げたドル円~だが上昇継続なるかに注目の一週間
5月実質最終週となった第四週、久々に相場が動きはじめることとなりました。 前半は小動きだったドル円は27日に109円台に乗っかる動きとなりましたが、その後も下がらないまま推移したあと午後8時すぎに上方向に吹き上げはじめ、・・・
米国個人投資家に広がるギャンブル感覚~よりスリルを求めるトレードに灯る危険信号
米国では昨年新型コロナウイルスの感染が広がる中で、国や州からの支給金を利用してネットで取引手数料がかからないロビンフッドなどのアプリを利用した株式売買が非常に流行り、市場に参入する個人投資家の数が飛躍的に拡大することとな・・・
東京五輪強硬開催で懸念されるコロナ感染大爆発~8月本邦起因で相場暴落リスクに備えを
東京五輪開催までいよいよ2か月あまりとなってきましたが、菅政権も東京都もIOCも一向に開催を中止する動きはみせておらず、国内の非常事態宣言が解消されなくてもこのまま7月強硬開催となる可能性が極めて高くなってきています。 ・・・
バイデン政権がしかける強力な社会主義化で危惧される経済停滞
バイデン政権の誕生で民主党左派の影響もあり社会保障の充実した大きな政府ができるであろうことはある程度予想できたものでしたが、この政権は発足から半年も経たないうちに強力にベーシックインカムの仕組みに似たものを米国社会に導入・・・
相場ウイークリー・動意の少ない為替相場~これは嵐の前の静けさか
5月第三週の為替相場は仮想通貨が猛烈なボラティティで上下動を繰り返したのとは裏腹に、非常に動きの少ない一週間で推移することとなりました。 こうした状況になった理由のひとつとしては米債金利が突然動かなくなり1.6%台で静か・・・
空中遊泳状態の仮想通貨価格~ほかの相場への影響が気になるところ
為替市場のお隣に位置する仮想通貨市場はイーロンマスクが余分な発言をしたことでビットコインが乱高下をした後も上下動が止まらず、既に空中遊泳のようなボラティリティを示現する猛烈な相場状況になってきています。 FXと仮想通貨に・・・
新債券の帝王・ジェフリーガンドラックが予測する米国インフレの行方
足もとの米国株式市場はすっかりインフレ到来とFRBのテーパリングの時期がいつになるのかに大きな影響を受けるようになっており、ちょっと良好な経済指標が飛び出すたびに先行き悲観論から株価は下落、米債金利は大きく上昇するという・・・
給付金過剰支給ですっかり労働意欲をなくした米国民
バイデン大統領は米国における失業者が適切な職を提示され、それを受けない場合、失業手当を失う恐れがあると不思議な警告を労働者に発して注目を浴び始めています。 実はワクチン接種が進みかなり米国経済が回復する中で多くの求人が市・・・
相場ウイークリー・上昇はしたものの上値を突き抜けられないドル円の週明け動向に注目
本邦の連休明けとなった5月第二週、ドルは市場に米国のインフレ懸念が一気に高まったことからその前週雇用統計で下げたところから大きく買いあがる展開となりました。 米国FRBのメンバーは米国のインフレ状況が一過性のものであると・・・