5月第3週、135円を挟むような展開をつづけてきたドル円は一気に136円から上方向を目座すことになり、週末にはすでに138円台後半まで達しながら一旦下落して139円台後半で週の取引を終えています。 ただ、その強さは顕在で・・・
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G7広島サミットの影で西側諸国では報道されないウクライナ戦争の厳しい現実
いよいよG7広島サミットが開催されます。 岸田首相にとっては悲願の広島開催のため意気軒高な状況であり、米国主導でウクライナ戦争に対する対応姿勢はロシアが悪であり戦争を止めるというよりもロシアへの制裁の強化とウクライナへの・・・
徐々に緊張感が高まりはじめた米国債務上限問題
このコラムでもすでにご紹介してきましたが、イエレン財務長官がデフォルトになればとんでもない悲劇が到来すると広範にそのリスクを訴えてきた米国の債務上限問題がいよいよ佳境に向い始めており、これまで関心のなかった市場参加者も万・・・
インフレ指標にFRB要人発言、銀行破綻リスクと債務上限報道で不測の上下動連発のドル円相場の戦い方
足元のドル円相場は市場を突き動かす不測の材料が目白押しで日替わり、あるいは時間替わりで相場が上下動するという状況が延々と続いています。 市場に飛び出すインフレ指標にFRB要人発言、銀行破綻リスクと債務上限報道にアルゴリズ・・・
相場ウイークリー・いよいよ注目を浴びる米国債務上限問題~状況次第でドル円は上にも下にも行きそうな不安定な相場に
連休明けの為替相場は日銀政策決定会合、米国FOMCなどをすべて通過し、行って来いの相場からスタートすることとなりました。 ただインフレ関連の指標はおおむね弱く展開し、月次のCPI、PPIを経て市場ではもはや6月のFRB利・・・
4月の米国月次CPIを受けて米債金利低下、ドル円も下落~市場参加者はなんとしても利上げ停止、早期利下げを望む動きに
市場が注目した4月の米国・消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年比の伸び率が4.9%と2年ぶりに5%を下回り、2021年4月以降で最小となりました。 事前の市場予測がほぼ当たった形になりましたが、この結果を受けてF・・・
今年の米株相場にSell in Mayはワークするのか?
米国の金融市場でこの時期になると頻繁に聞かれるのがSell in Mayという言葉です。 歴史的に見るとこの5月から夏の7月、8月辺りまでにかけては例年米株相場が弱含むことになり、それに連動するかのように日経平均も低迷す・・・
相場ウイークリー・日銀会合通過で爆上げのドル円はすっかり全値戻し状態~週明け再度上を目指すかどうかに注目の一週間
例年本邦が5月の連休に入る時期は金融市場でもボラティリティの大きな状況に見舞われることが多いですが、今年の5月第1週もやはり大きな動きを示現することとなりました。 連休直前の4月28日日銀は植田新総裁のもとで初めての政策・・・
米金融機関は盤石とバイデンが口にする傍から破綻リスクが高まる米地銀~前代未聞の状況は市場と預金者の反応に起因
5月3日(日本時間では4日の午前3時半)にFOMCの政策決定が発表され、パウエル議長は市場の予想どおりインフレ対策のほうを重視して0.25%の利上げを選択することとなりました。 足元では急激な金利上昇にあえぐ国内の地銀の・・・
米国の銀行が破綻するとなぜ下げるのか?ビットコイン反落の不思議
4月、4か月連続高を記録したビットコインは5月に入っていきなり反落する展開となり、2021年以来最長の上昇局面を形成していた相場はとん挫する形になっています。 5月1日ビットコインは一時3.6%下落し、イーサリアムやソラ・・・
一旦終息した筈なのになぜ一転して破綻なのか~ファーストリパブリック銀行の闇に迫る
一旦不安解消かと思われた米国ファーストリパブリック銀行が再度深刻な経営不安に見舞われ破綻に追い込まれようとしています。 複数の米メディアは、同行が近く米連邦預金保険公社(FDIC)の管理下に置かれる見込みだと報じたことか・・・
偽ゼレンスキーとビデオ通話がバレたパウエル~しかしウクライナ大統領と米鉱FRB議長が何の話をしなければならなかったのか
金融市場ではその発言や一挙手一投足を巡って大きく注目されるFRBパウエル議長ですが、そのパウエル議長がウクライナのゼレンスキー大統領を語るロシアのコメディアン2人組の偽電話に引っ掛かり直接ビデオ通話を行っていたことが暴露・・・