6月第二週の為替相場は大きな指標等市場を動かす材料も乏しかったことから限られた動意しか見られませんでしたが、日頃はほとんど動かないような指標で大きく動くこととなったことからそれなりに市場参加者を悩ませる相場展開となってし・・・
「マーケット情報」の記事一覧(19 / 92ページ)
レバレッジをかけたFXトレードの対象としては終焉を迎えたトルコリラ
トルコリラというと、国内ではスワップ狙いでトルコリラ円の通貨ペアを店頭FX業者が上場する様になっているので多くの個人投資家が長くトレードを行うという人気銘柄でしたが、足元では対円でとうとう6円を割り込み、ほとんどナイアガ・・・
市場は全く認識していないが本邦メガバンクは日銀が政策変更すると予想
今月も日銀政策決定会合が近づいていますが、ここのところの植田総裁の会見における先行きの見通し説明を聞いていると向こう1年は全く政策変更の余地がなさそうに見えてくることから、海外勢を別として本邦の市場参加者はほとんどが無風・・・
米民主党はバイデン以外の候補を大統領選にたてるのではという噂
バイデン米大統領は1日、西部コロラド州の米空軍士官学校の卒業式で演説後、壇上でつまずき転倒しましたが衆人環視の中でつまずいたことから世界中にその動画が拡散されることとなり、元気そうにしていてもやはり高齢で2024年の大統・・・
相場ウイークリー・6月第二週は材料難でFOMC待ちの一週間か
2日に発表された5月の米国雇用統計では非農業部門雇用者数・NFPは33.9万人増と予想を上回り、労働市場の強さを示す結果となりましたが失業率は3.7%とわずかながら上昇し、かつ平均時給も落ち着きを示したことから6月のFO・・・
植田日銀は本当に適切かつタイムリーに政策変更を実現できるのか?
植田新総裁が誕生してから2か月の期間が経過しようとしていますが、政策変更については1年から1年半の時間をかけてじっくり精査して開始すると言ったきりその後はなんの音沙汰もない状態で、海外の市場参加者からは日銀は全く利上げに・・・
昨年の円買い介入水準に近づいたドル円~今年も介入が行われるのか
昨年9月に本邦財務省が為替介入を実施してから半年近い期間が過ぎましたが、足元ではドル円が明確に140円を超えたことでまたその介入水準に近づきつつあります。 29日の東京タイムではすでに140.900円レベルまで上昇してお・・・
米国の債務上限問題暫定合意で半年先送りが決定でデフォルト回避の見込み
このコラムでも随時状況をご紹介してきた米国の債務上限問題ですが、週末の5月27日ホワイトハウスと下院共和党の交渉担当者は約1時間半電話協議を行い、原則合意を取りまとめたことを発表しています。 最初の報道ではシューマー氏と・・・
相場ウイークリー・ドル高材料が集まりはじめた為替相場週明けドル円は142円超も
5月第四週の為替相場はドル円が大幅に上昇し、週明け早々の安値137.49から週末にかけ140.72まで上昇するという異例の展開となりました。 上昇にはいくつかの要因が見られましたが最大のポイントは米債利回りが大きく上昇し・・・
米国の債務上限問題~刻一刻と期限は近づくがバイデン政権と議会は合意できるのか
このコラムではすでにご紹介している米国の債務上限問題について、バイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長は22日、ホワイトハウスで会談しましたが、合意には至らず協議を継続することとなっています。 双方ともに交渉は生産的・・・
米地銀さらなる合併の可能性を示唆したイエレン財務長官~米国の金融機関破たんリスクはまだ解消していない
G7広島サミットで報道が盛り上がる中、イエレン米財務長官は18日に行った会合で大手銀行の最高経営責任者に対し、米国内では地銀を中心にしてさらなる銀行合併が必要になるかもしれないと伝えたことが19日のヘッドラインに流れ、米・・・
バブル以来33年ぶりの高値となった日経平均~その上昇理由と高値目途について
本邦のゴールデンウイーク終了以降、日経平均株価はみるみる上昇しており5月19日のザラ場では一時3万900円台に上昇することとなりました。 これは1990年8月以来実に33年ぶりの高値となっており、相場はまだ終息する気配が・・・