7月まで為替市場では円安が大きなテーマでしたが、7月のFOMCを通過してその動きに変化が現れ始めています。 7月FOMCでは75ベーシスポイントの利上げが行われましたが、その後パウエル議長の会見を経て米債利回りは大きく下・・・
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FOMC 7月75bp利上げから始まる相場の地殻変動
7月27日の日本時間午前3時に発表されたFOMCの声明では、市場の予想どおりに75ベーシスポイントの利上げが実施されることとなりました。 声明発表後の会見に登場したパウエル議長は向こう数ヶ月で、決定的なインフレ率下降の証・・・
インフレが強烈に進行してもFRBが青天井で利上げをできない複雑事情とは
ご案内のとおり、今週7月28日日本時間午前3時に7月FOMCの政策発表が行われます。 CMEグループの金利予測サイトであるFedWatchによると、今回の利上げ確率は75ベーシスポイントで一時100ベーシスポイントもあり・・・
米株暴落・追証で突然姿を消したロビンフッターがいきなりFX市場に結集~果たしてここから何が起きるのか?
2020年ごろ、新型コロナが爆発的に感染し始めたのを契機として、米国政府から支給された多額の給付金を原資として一気に株式市場に乱入してきたのが、ロビンフッダーというロビンフッドのアプリを利用して株式取引に入ってきた集団で・・・
相場ウイークリー・とうとう下落のドル円~8月に向けては例年のサイクルに回帰するかに注目の一週間
先週、日銀政策決定会合を受けてさらに上昇することが期待されたドル円でしたが、結果的には大きく上がりきらずに21日のNYタイムには逆に下落する動きとなり、さらに明けた22日の東京タイムでは138円一歩手前まで上昇したものの・・・
日欧の中銀政策決定会合をこなしいよいよ週明けFOMCへ
7月21日は東京タイムに日銀の政策決定会合があり、欧州時間にはECBの理事会の決定内容が発表されるとあって1日で二つの大きなイベントをこなすというかなり忙しい日となりました。 大きな混乱はなかったものの、相互の政策が通貨・・・
ロシアのエネルギー供給統制による報復攻撃次第でドイツ経済は瀕死の状況へ
バイデン政権の対ロシア制裁が必ずしもうまくいっていないのとは裏腹に、米国に一も二もなく加担したNATO加盟諸国が逆にロシアからエネルギー供給停止という強烈な報復措置により、経済の凄まじい冷え込み突入に直面しています。 ロ・・・
相場ウイークリー・とうとうドル円140円突破を期待する一週間
7月第三週の為替相場は米国の6月CPIが前月比+1.3%、前年同月比+9.1%と、それぞれ前月5月分の同+1.1%、同+8.6%を上回ったことから米債利回りも大きく上昇し、ドルが大きく買われることとなりました。 ドル円は・・・
サウジ訪問でも成果なし、G20でも対ロ制裁の声明を出せず米国のエネルギーインフレ対策はほぼ全滅状態に
米国のバイデン大統領は11月の中間選挙も近づいてきていることから、なんとかインフレを沈静化させるため米国民がもっとも怒りを露わにしているガソリン価格を抑制するべくサウジアラビアに意を決して訪問、石油増産をサウジに要請する・・・
バイデンの中間選挙戦略変更で米経済は一体どうなるのか?
7月13日に発表された米国の6月分CPIは前月比+1.3%、前年同月比+9.1%となり、それぞれ前月5月分の同+1.1%、同+8.6%を上回るという凄まじい結果となりました。 もともとこの手の指標は完全に遅行指標で、単月・・・
イエレン来日・会談でも円安阻止の見通し全く立たず~140円到達を待つ相場継続か
7月11日から来日中の米国イエレン財務長官は、12日に財務省内でおよそ1時間半に渡って鈴木俊一財務相と会談しましたが、一部の市場参加者が期待した円安に対する協調阻止行動については会話が成立しなかったようで、為替の問題につ・・・
突然眼前から消え去った安倍元総理~岸田首相は果たしてアベノミクスをそれでも踏襲するのか
自民党の安倍晋三元首相が8日午前、奈良市内で参院選の応援演説をしていた際に、男から襲われ帰らぬ人になりました。 生前、岸田首相にアベノミクスを継続するように猛烈な圧力をかけていたのも安倍元総理でしたが、突然亡くなったこと・・・