7月相場の中心は完全にユーロ 7月第二週の相場でもっとも目立ったのはユーロドルの下落で、週初から下落を始めたこの通貨ペアは8日のNYタイムに一時1.1を割り込み、1.00771と俄然パリティに近づくところまで押し込まれる・・・
「マーケット情報」の記事一覧(35 / 92ページ)
とうとう動き出したユーロドルの下落~パリティを突き抜けるかどうかに注目
7月5日のロンドンタイムに入るや否やユーロが対ドルで下落、対円でも大きく値を下げる展開となりました。 5日の海外市場でドルに対しおよそ20年ぶりの安値を付け、日本時間6日夕方には1ユーロ=1.022ドル台に一段安となり、・・・
円安進行で大きく利益を失う本邦実業界~為替予測は実に難しい
国内では、ここ数か月の急速な円安が悪い円安なのかいい円安なのかといった不毛な 議論が展開されていますが、円安進行から3か月以上を経て本邦の実業界では想像以上に円安を見誤って損失を出しているケースが顕在化してきています。 ・・・
インフレ退治に覆いかぶさるリセッション~FRBは果たして両方に適切に対応できるのか
FRBによるインフレ対策は6月に本格的に始まったばかりで、QTもこれから金額を大きくしていこうとしていますが、市場ではすでにインフレよりもリセッションが懸案事項になり始めています。 これまでインフレを想定して米債金利が大・・・
相場ウイークリー・いきなり市場センチメントが変化~相場にどれだけ影響を与えるかを見極める1週間
とうとう7月相場に突入ということで、すでに今年も後半戦を折り返す時間になりました。 年前半の為替相場で明確だったのが円安進行で、実にこの半年で21円ほどの上昇を果たしたドル円は通常の年のすでに2倍近い値幅で推移しており、・・・
インフレよりリセッションを気にし始めた米国市場
6月30日、2022年度の半期末となるNY市場では通常リバランスなどから上昇するはずの米株市場が下落し、例年とは異なる動きを強めることとなりました。 一方米債市場は10年債利回りが心理的に重要な節目である3%を一時割り込・・・
とうとう140円台到達が視野に入ってきたドル円~果たしていつつけにいくのか
28日のロンドンタイムから大きく上伸しはじめたドル円は、とうとう年初来高値を超えて136.380円レベルまで上昇することとなりました。 ここからはすでにどこまで上昇するのかは全くわからない状況ですが、90年代後半に140・・・
参議院選挙後日銀黒田辞任か更迭か?しきりに高まる海外勢のノイズレベル
直近のメディアでは、とうとう日銀の保有国債が既発債の50%を超えるほどの買付を進めており、6月の購入額はすでに14.8兆円と2014年11月の11.1兆円を抜いて最大と報道されました。 6月はまだ数日残っているため最終的・・・
相場ウイークリー・月末半期末で特殊な動きに注意の一週間
早いもので今年も半年を消化することになり、7月からは年後半の相場に突入します。 国内では6月末は単なる四半期末ですが、欧米ではカレンダーイヤーがフィスカルイヤー(会計年度)となることから、6月末は金融市場でもかなり特殊な・・・
日銀がヘッジファンドの売り攻勢に負けることはありえるのか
足もとの相場では、日銀を相手にして投資ファンド勢の一角が日本国債売りと円売りを並行して仕掛けており、見た目以上に相場は凄まじい様相になり始めています。 主要各国の中銀が相次いで利上げを行う中で日本だけが量的緩和を全くやめ・・・
いとも簡単に136円を突き抜けたドル円~7月8月一杯まで上昇となれば140円は時間の問題か
月曜日の休日を挟んで週明けとなった21日のNYタイムのドル円は、米株の大幅上昇や米債金利の上昇とリンクするように上値を試す展開となり、とうとうNYタイムの修了後に135.700円という高値を付ける動きになりました。 一部・・・
円安進行を妨げる大きな要因 株価のさらなる暴落に厳重注意
足もとの為替市場は日米の中央銀行の政策決定会合を通過し、ドルと円はさらに金利差が開くこととなったため円安がさらに進行しそうな状況になってきています。 それに加え日銀による過去8年近い国家管理的相場が、イールドカーブコント・・・