想像以上に激しい上下動を伴った1月の為替相場もいよいよ終盤の1週間となります。 今週最大のポイントはやはり27日の午前4時に発表されるFOMCの結果発表とその後のパウエル議長の発言になりそうですが、本来金利が上昇するなら・・・
「マーケット情報」の記事一覧(43 / 92ページ)
日に日に高まるボリスジョンソン英国首相の辞任リスク
ここへ来て英国株は非常に強含みポンドも対ドルで強い状況が続きましたが、足もとで急激に高まりつつあるのがボリスジョンソン首相に対する辞任要求の問題です。 BREXIT問題からボリスジョンソンの交渉姿勢や自国民への態度はあま・・・
米債金利が上昇しても追随して上がらなくなったドル円の不思議
2022年の年初から激しく上昇して116.350円まで上げにいったドル円ですが、その後はまさかのロングの投げが出て113.500円近辺まで下落しました。 さらに週明け戻しても今度は日銀の利上げ検討観測記事に外人投資家が惑・・・
注目の日銀政策決定会合は無事通過だがこの先の緩和終了が大きな懸念事項に
市場が久々に注目した1月の日銀の政策決定会合は据え置きとなり、為替はドル円、ユーロ円、ポンド円などが大きく上昇しましたが豪ドル円、NZドル円は株価の崩れに反応したのかその後すぐに下落の展開となりました。 今回会合と同時に・・・
相場ウイークリー・週明けは日銀政策決定会合に注目
年明け第二週目の為替相場は、12日のNYタイムに発表された12月のCPI以降ドル円が大きく崩れることとなり様々な憶測を呼ぶこととなったのはご案内のとおりですが、14日の東京タイムでは日銀がインフレ目標達成前の利上げが可能・・・
利上げだからとドル円を買い持ちしていれば済むわけではない難しい相場
1月12日のNYタイムで米国のCPIが発表されましたが、前月比7.0%とかなり強い数字が出たにも関らず発表直後からドル円は売られ始め、一旦115円で食いとどまる動きを見せたもののその後はさらに崩れて114円台に突入、13・・・
地政学リスクとしてはウクライナを超えそうなカザフスタン問題
ウクライナへのロシアの侵攻が大きな地政学リスクになるということを既にお知らせしましたが、実はそれよりも大きな問題になりそうなのがカザフスタンの暴動に端を発した政変の問題で、深刻度はすでにウクライナを超えつつあります。 こ・・・
ロシアのウクライナ侵攻問題はユーロに大きな影響を与える可能性大
本邦個人投資家にとって非常に関心の薄いロシアのウクライナ侵攻に関する問題ですが、EU圏とその周辺諸国では非常に大きな問題として顕在化しつつあります。 今から7年前ウクライナ南部のクリミア半島をロシアが併合しウクライナ内で・・・
相場ウイークリー・年初から米債金利高、米株安進行だがドルは必ずしも一律に上昇しない相場
年明け1週目、ドル円はほかの通貨ペアに先んじて大きく上昇をはじめ1時116円を突破するほどのスタートダッシュを決め込みました。 勇ましいテクニカル分析のトレーダーはさらに上に突き抜けるといった超楽観的な見通しを口にしてい・・・
FOMC議事録開示で本格的に火がついた米債金利上昇、株下落
1月6日日本時間午前4時に開示された2021年12月のFOMC議事録で、FRBは市場が想定している以上に早く量的緩和の縮小に乗り出す意向であることが確認されたことから債券金利は大きく上昇し、米株三指数は大幅下落、ドルは堅・・・
年初早々116円超のドル円相場~果たしてこのままどこまで上がるかに注目
ロンドン勢も復帰して事実上の年明け相場となった4日、ドル円は東京タイムから大きく上昇して2021年の最高値115.510円レベルを簡単に上昇する強い相場となりました。 さすがにすぐ116円を突破することはないと思われたロ・・・
過去10年で言えばドル円の1月陰線引け確率は7割
年明け3日の相場は比較的静かなスタートとなっていますが、1月という時期は例年波乱が起きやすく相場も想定外の変動を起こすことが多くなります。 そんな中で注目されるのがドル円で、過去10年の動きを見ると昨年は年初に底をつけて・・・