1月にFX取引業の業界団体である金融先物取引業協会が18日に発表した内容によりますと、日本の個人による2022年の外国為替証拠金取引額が前年比2倍の1京2074兆円と過去最大となったことがわかりました。 1営業日換算では・・・
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3つの主要中銀イベントをこなし市場テーマの中心は利上げから利下げタイミングへ
2月最初の週、市場の関心は米英欧の各中央銀行の政策決定会合の内容に集中することとなりました。 米欧の時間では2月1日と2日に分けて開催された中銀政策決定会合でしたが、日本時間では2日の朝4時から同日の深夜11時近くまで開・・・
相場ウイークリー・1月末2月月初でFOMCとECB理事会に注目が集まる一週間
週明けの相場は週央から2月に突入することとなります。 一週間の中で注目なのは日本時間2月2日午前4時に発表されるFOMCの政策決定と、その日の夜開催されるECB理事会でどちらも利上げの幅に関心が集まります。 FOMCに関・・・
日銀の共担オペに暗雲~国債相場の状況次第では追証発生を日経が報じる
1月18日の日銀政策決定会合で飛び出した共通担保資金供給オペは1月23日に5年もの国債で実施され、予定額1兆円に対して応札額は3兆1290億円、1兆3億円が落札され、応札倍率は3.1倍となりまさに日銀の思惑通りの展開で国・・・
米国債務上限突破で考えられる次のシナリオについて
米連邦債務残高は1月19日にまたしても上限に達し、財務省はイエレン財務長官を中心にしてデフォルトを回避するための特別な措置の活用を始めています。 米国の債務上限問題というのは昨日今日に始まったものではないのであまり目新し・・・
日銀新手の秘策共通担保資金供給オペ実施で国債金利低下に成功~問題はこれがどこまで継続できるか
日銀は前回の政策決定会合時に緩和措置を継続するために施行するとした共通担保資金供給オペを1月23日に5年もの国債で実施しました。この共通担保資金供給オペというのは、日銀がゼロ金利で満期まで資金を貸し付けることで購入者は額・・・
2月は本邦勢のレパトリ、海外勢の円キャリートレード巻き戻しが加速するかどうかに注目
早いもので新年1月相場もあと一週間程度を残すのみとなりました。 相場ウイークリーでもご紹介しておりますように2月あたまの米国FOMCでの政策決定がドルを中心に相場に影響を与えることになるものと見られますが、それと並行して・・・
相場ウイークリー・激しい上下動の日銀会合を通過し市場は2月FOMCに向けたドル主体相場へ
市場が想像以上に注目していた日銀の政策決定会合は結果的に現状維持となりましたが、事前の読売新聞の観測記事が飛び出したりしたことが響いたのか海外勢はなにか政策変更が出るものと期待していたことから無風の結果をうけて、猛烈な買・・・
政策決定現状維持としたことで市場との対立を引き起こした日銀~海外ではYCCの政策破綻を予測する声も
日銀は17日、18日の両日に行われた政策決定会合において、海外勢の予想に反する形で金融政策の現状維持を全員一致で決めています。 マイナス金利、10年物国債金利の誘導目標0%をいずれも維持し、昨年12月20日に前回の会合で・・・
米国の逆イールドカーブ状態は利上げの途上で益々酷い状況に陥っている
足もとの金融市場では日銀のイールドカーブコントロールがここから一体どうなるのか?継続か、とん挫かといった問題がひどくクローズアップされることになり、米国債のイールドカーブの逆イールド化がFRBの猛烈な利上げの途上において・・・
FRBがこの夏QEを再開というアナリストの予想は本当に当たるのか
1月12日に発表された12月の米国CPIは前年同月比6.5%上昇し、伸びは昨年11月の7.1%から鈍化し2021年10月以降で最小となりました。 この指標結果を踏まえ市場ではFRBが来月2月の会合で利上げペースをさらに減・・・
相場ウイークリー・日銀の歴史的緩和政策崩壊を目の当りにするかどうかの一週間
既にこのコラムではご紹介済みの通り、日銀の金融政策の修正観測が猛烈な高まりを見せ始めており、週明けはそれが一気にピークに達成しそうな勢いになってきています。 読売新聞の誤認されやすい日銀政策決定に関するヘッドラインも相場・・・