日本銀行が保有する国債の評価損益が今年9月末に8749億円のマイナスとなったことが明らかになりました。 2013年4月の異次元緩和導入以降、含み損への転落は初めてで11月28日に発表された22年度上期決算で明らかになった・・・
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中国がいまも厳重に実施する新型コロナ封じ込めロックダウンで凄まじい抗議運動顕在化・景気減速必至の状況
新型コロナの流行からすでに3年の歳月が過ぎ去ろうとしていますが、初期に都市部でロックダウンを繰り広げた中国は今も相変わらずいきなり都市封鎖をするという手法でゼロコロナ対策を実施しており、さらなる都市部のロックダウンが市民・・・
相場ウイークリー・ドルの方向感がなくなり先行き見通しが難しくなった月末相場
感謝祭、ブラックフライデーを通過していよいよ週明けは年末までのラストスパートの時期に入ることになります。 11月相場では米国の単月CPIが鈍化し、さらにその先行指標となるPPIも数字が低下したことからインフレのピークは過・・・
巷でくすぶる米株大幅下落予測~アナログチャート分析は当たるのか
足もとの米株市場は一旦FRBが利上げ率のペースを落すことが鮮明になっているためその材料だけを楽観視して株価は上昇、とりあえず感謝祭ラリーを超えて年末クリスマスラリーに突入できるのかどうかが注目されはじめています。 しかし・・・
感謝祭前の流動性のない相場で起きた突然のドル円暴落
11月23日、本邦は勤労感謝の日の祝日で夜にはFIFAワールドカップのドイツ対日本の試合があり、日頃は売買に勤しむ国内の個人投資家の方もその多くがテレビに釘付けになって試合を観戦されたことと思います。 結果はFIFAラン・・・
FTXの問題発覚で取引所から仮想通貨とその資金が逃げ始めている
FTXの問題は時間が経つにつれ、資金管理が滅茶苦茶で中で働いている従業員も知らぬ間にサム・バンクマンフリード、通称SBFが顧客から預かった資金さえも適当にレバレッジをかけて投資に利用していたことが露見しはじめており、取引・・・
セントルイス連銀ブラード発言で再注目のテーラールールとは
セントルイス連銀のブラード総裁は基本的にタカ派で知られる存在ですが、ケンタッキー州ルイビルでの講演において、スタンフォード大学のジョン・テイラー教授が考案した指針「テイラールール」の複数の分析を示しながら十分抑制的な政策・・・
相場ウイークリー・感謝祭を挟み突然のポジション手仕舞いに注意の1週間
11月も後半に差し掛かり、相場は週開け一旦休戦の時間に入ろうとしています。 例年11月24日の週、米国は感謝祭を挟んでその後ブラックフライデーという一大買い物イベント時期に突入することから、儲かっている市場参加者はすでに・・・
ポーランドへのミサイル着弾でいきなり第3次世界大戦のカギを握ることになったウクライナ・ゼレンスキー大統領という危うい状況
11月6日、市場ではウクライナとの国境に近いポーランド東部の農場に2発のミサイルまたはロケット弾が着弾し、2人が死亡という報道により大きな緊張が走ることとなりました。 今年2月後半からいきなり始まったロシアのウクライナ侵・・・
日銀の指値オペ起因の円安再来に厳重注意の年末相場
日銀の発行した10年債の保有額が100%を超えたという報道が出たことで、市場には相当な疑念が飛び交いはじめています。 11月2日に日銀が発表した10月31日時点の銘柄別の保有国債残高によりますと、10年368回債の保有額・・・
FTXの破綻から見えてくる仮想通貨取引所界隈の信用収縮に厳重注意
先週11月6日日曜日からのたった一週間で仮想通貨クラスタ、とりわけ仮想通貨取引所には大きな変化と試練が訪れることになりました。 ややもすれば状況を正確に把握できないほど様々なことが矢継ぎ早に起こっており、今もその動きは継・・・
相場ウイークリー・世紀の大暴落となった米国CPI後のドル円がどうなるのかに注目
ドル円は先週木曜日の米国月次CPIの発表をきっかけにして、今年最大の下げを記録するという相場を示現することとなりました。 発表後NYタイム終了直後で6円、さらに翌日24時間後のNY市場でトータルで8円も下げ大暴落といって・・・