本邦は年度末、海外は第一四半期末となった3月末の為替相場は通常リバランスや本国へのレパトリエーションなどの特殊玉が市場に飛び出してイレギュラーな動きが示現することが多かったのですが、今年は意外に特別な動きがでることはなく・・・
「マーケット情報」の記事一覧(57 / 92ページ)
4月相場が往々にして心機一転上昇とならない可能性について
いよいよ4月、本邦では新年度入りということになり、多くの人々が心機一転、元気な社会生活を開始するタイミングですが、金融市場は必ずしもそうではなく妙な力を込めたスタートダッシュが仇になる可能性が高いことも理解しておく必要が・・・
突然示現したアルケゴスファンドの破綻騒動
3月最終週、東京タイムで朝から騒ぎになったのが野村が発表した米国子会社が2000億を超える規模の損失がクライアントとの取引上で発生する恐れがあるといった非常に抽象的でわかりにくい内容の発表でした。 その後、徐々に情報がで・・・
相場ウイークリー・期末年度末でも下がらないドル円~このまま4月も上昇するかが注目点
いよいよ期末、本邦では年度末となる3月最終週を迎えることになりますが、例年とはどうも一味違う状況が続いています。 ここまでは米国10年債利回りの上昇にリンクするように上昇してきたドル円でしたが、一旦金利が下落してもドル高・・・
1400ドル給付金支給でも今回米国民は株に投資しない?昨年5月とは異なる状況示現
バイデン政権が提出し議会が可決した追加経済対策の実施ですでに世帯年収7万5000ドル以下の家庭には一人あたり1400ドルの給付金が続々と振り込まれつつありますが、前回はミレニアル世代がこうした給付金を利用して株式投資の原・・・
バイデンの繰り出すさらなる経済対策3兆ドルで米10年債は2%超必至か
年が明けてからようやく民主党主導で議会を通過させた1兆9000ドル超の米国バイデン政権の追加経済対策ですが、直近の報道ではさらに最大3兆ドル、日本円にして330兆円規模の長期経済プログラムのローンチも検討しているようで、・・・
日経平均の大幅上昇は10年に一度のレア相場だった可能性
3月19日の日銀政策決定会合のおけるETF買いの政策変更を受けて下落した日経平均ですが、週明けはさらに大きく下落する形となり、昨年3月の暴落から実に1年近くかけて1万6000円台から3万円超まで上昇したその株価の上昇は完・・・
相場ウイークリー・米債金利次第で方向が決まる一週間か
日米の政策決定会合を通過した3月第三週でしたが、為替市場はいよいよ月末、あるいは本邦の年度末にむけて特別な動きを織り込みながら展開していく時間帯を迎えます。 既にFOMC、日銀の政策決定会合の結果を受けてこれまでと異なる・・・
日米中銀政策決定会合を経て変化が現れ始めた相場
3月第三週、日米の中央銀行の政策決定を受けて相場の雰囲気が大きく変わりはじめています。 3月もすでに後半に入り始めていますが、ここから相場がどう変化していくことになるのかが大きな注目点になりつつあります。 特に重要なのは・・・
FOMCを経てNYダウは史上最高値更新~ただ米10年債金利も高止まりの状況
市場が注目していたFOMCの政策金利発表が行われ、大方の市場の予想通り引き続き据え置きとなりました。 声明の発表後に会見を行ったパウエル議長は先般のWSJのウェビナー発言で市場との対話に失敗したことに懲りたのか相当慎重な・・・
下がらなくなった米債金利~このまま上昇で株大幅下落ならドル円も反転下落か
足元の米国債券市場は10年債を中心にして金利が1.6%に乗せたままほとんど下がらない状況が示現しはじめており、FOMCに向けて引き続き催促相場が展開されている可能性が高まりつつあります。 パウエル議長から市場をなだめる発・・・
相場ウィークリー・3月第三週は日米政策決定会合の結果に大注目
3月第二週のドル円は米国10年債の金利上昇につられる形で実に9か月ぶりに108.250円レベルまで上伸することとなりました。 ただその10年債金利がその後急低下したことによりドル円は108.330円レベルまで下落すること・・・