月末、年度末が近づいた3月第四週の相場はドル円を中心に凄まじい展開となりました。 本邦が春分の日でお休みだった21日も、前週からの流れを引き継いでドル円は大きく上昇する展開となりました。 とくにこの流れを加速させることに・・・
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金融当局の裏介入が噂される米株市場~このまま5月まで上昇維持できるか
先週木曜日あたりからの米株相場をご覧になってきた方はお気づきのとおり、週末から週明けにかけて米株相場が猛烈な上げに転じています。 23日は一旦沈み込む動きをしていますが、それでも回復感は凄まじいものがあります。 実は業界・・・
強気一転張りのパウエルFRB議長~本当にFOMC毎に毎回利上げができるのか
3月21日全米企業エコノミスト協会の会合で講演した米国FRBパウエル議長はすこぶるタカ派的姿勢を打ち出しており、今後のFOMCで毎回利上げ、さらに状況次第では0.5%利上げすらあることをほのめかしたためドルは急上昇し、一・・・
日米中銀の利上げ意欲に対する明確な差でドル円は125円超も視野に
米国FRB・パウエル議長は3月21日全米企業エコノミスト協会の会合で講演し、政策金利の引き上げ幅を0.25%より大きくし、より積極的に動くことが適切であると判断した場合には0.5%の大幅利上げを実施する可能性も示唆するこ・・・
相場ウイークリー・いよいよ年度末期末会計相場入り
主要国中銀の政策決定会合も一巡し、今月も残されたところ2週間あまりで本邦は年度末、海外は期末の会計相場が今年も展開します。 ウクライナ戦争の問題は相変わらず一進一退でほとんど朗報が伝わらない状況になっていますが、悪いニュ・・・
FOMC無事通過で相場は新たなテーマに目が行きやすい状況に
FOMC・連邦公開市場委員会は16日の会合を終え、政策金利を0.25ポイント引き上げることを決定し、年内残り6回の会合全てで利上げを実施することを示唆することとなりました。 今回のFOMCはフェデラルファンド(FF)金利・・・
ロシアの対外債務はデフォルト寸前~果たしてここからどういう決着がつくのか
3月16日からロシアのソブリン債の利払いが始まりますが、完全に経済封鎖を食らって対外資産にも外貨準備でかかえていたユーロや米ドルなどにもまったくアクセスができないことにより、いよいよロシアはデフォルト・債務不履行に陥るの・・・
全人代終了で俄然様子がおかしくなった中国は何をしでかすつもりか
中国で国会にあたる全人代・全国人民代表大会が3月11日に閉幕しました。 しかしその直後から人口1,700万人の中国南部の大都市・広東省深セン市で新型コロナウイルスの感染が急拡大し、事実上のロックダウンが開始されるなど風雲・・・
相場ウイークリー・相場は株も為替も売り疲れの状況だがウクライナの悪化した情勢には敏感に反応
2月24日にいきなりロシアのウクライナ全面侵攻ではじまった戦争状態は、当初キエフが2日程度で陥落して戦闘状態事態はかなり早期に終了し、あとはもっぱら経済制裁とその報復の応酬合戦になるのではないかなどのかなり楽観的な見通し・・・
5年2か月ぶりの高値を抜けたドル円~どこまで上昇するのかが注目点
ロシアのウクライナ侵攻の影響をもろに受けて、連日乱高下が続きかなり傷んだ相場になってきた為替市場ですが、11日の東京タイムに116.350円という5年2か月ぶりの高値を突破したドル円はロンドンタイム、NYタイムでも続伸し・・・
西側諸国のロシアのSWIFT規制でルーブル大暴落~だが米国がドル基軸通貨を失う可能性も
ロシアのウクライナ侵攻に対する制裁として、米欧諸国が連携して打ち出した金融機関の国際決済システムであるSWIFTからの締めだしと、ロシア資産凍結によりロシア中銀が為替の介入すら出来なくなると言った事態は、ロシアルーブルの・・・
スイス中銀為替介入意向表明で蘇る2015年1月相場大暴落の悪夢
スイス国立銀行(中央銀行)は3月7日、外為市場では一時1ユーロ=1スイスフランを超えてスイスフラン高が進行したことを受けて、為替介入を実施する用意があると正式に表明しています。 同中銀は声明で、スイスフランは現在避難通貨・・・